OH! CAMPIN

2013年、18回目のキャンプとなります。

後半戦の折り返しは、涼を求めて少し標高の高いキャンプ場をセレクト。
我が家は2012yの7月に初キャンプを始めた新米キャンパー。
なので、もうすぐ周年なんですが夏のキャンプはまだまだ未体験。

今回は、これぞThe夏キャン!!の洗礼をタップリと浴びた週末となりました。

天気予報では悪くなかったハズの空が、どうもご機嫌斜め45度。
道中からの曇り空に、まさか～？と思っていたら、あっさりと雨。
雨雲よ我慢する気はないのかと、うっすらこみ上げるモノを抑えてドライブ。



涼と引き換えに、いつもよりロングドライブを強いられた今回のキャンプ場。
標高は600m、単純計算でコンクリートジャングルの大阪より4度ほどは低いハズ。

受付に行くと「お客さんの貸切なので、ささ、どこでもどうぞ」と、耳を疑うセリフ。
嫌な予感にそっと落としぶたをして、こちらのサイトを選択。



若干の小雨に降られつつ設営完了・・・、した頃には汗だく。　汗だっきー。
あれっ涼は?　　涼はどこへ??



そう言えば、受付でこんなモノを渡され「テントにくくりつけておいてね～」と言われます。
いや正直無理ですし・・・。
しかも今日貸切ですよね？　申し訳ありませんが丁重にお断り申し上げます。



娘の遊び場に、kilimを敷いてみました。　サイズ感はいい感じ。



娘も気に入った様子。　早速、大好きな塗り絵を開始。

今回、甘くみてブヨ対策をして来なかったんですが、このフサフサの芝がどうも嫌な予感。
ま、予感は的中するんですけどね・・・


標高が高いせいか、サイトの周りにはアジサイが乱舞。　



時間は夕方の4時前。少し日差しも戻ってきました。
きれいですね。



日差しが戻ってきた事で、さらに涼くんはどこかへ。
あまりに暑いので、涼は諦めて買い出しとお風呂へ。
ついでにブヨ対策の品を求めるも、にべもなく「無いですね」。　店員さん、あざッス。



お風呂から戻ると、どんより空。　来るのか？　ヤツが来るのか？
嫁に調べてもらうと、なんと雨予報に・・・



また写真が暗いってのは、今回に限っては違うんです。
なんと大量の虫が発生。　【アンバーグローブ】もお手上げの状態で、明かりを全て遠ざけるハメに。



それでもお腹は空いてるし、食べない訳にはいかない。
虫から守る為にフタをかぶせる事に。　このショットだけ見ると、ギアの事を何も知らない人みたい。



フタをしたため炒め野菜の予定が、蒸し野菜に。
でもフタをしないと虫野菜に。　←　座布団2枚やってちょーだい♪



虫の具合が壮絶な光景の為、画像を差し替えてお送りします。

虫野菜は免れたものの、食事中も虫との格闘。　
ランタン全てを遠ざけるも、真っ暗では食事もできないので、少しの明かりは必要です。
ところが、貸切の影響かサイト中のムシ様がおいでになられ、チーム人間あえなく玉砕。

食事もままならないまま、後片付けも断念。この後はテント内で過ごす事に。



そんな散々な中、嫁ちゃんが明け方の雨予報をキャッチ。
MO ROOMのフライをはずし、片づけたタープ下に移動させます。

こうなると、5m50を誇るビッグタープが威力を発揮します。



悲惨な一夜が明けました・・・
目に毒なのでランタンをぼかしてますが、大量の虫がまとわりついてます。
ランタンにピントを合わすと、R18指定をくらうほどの壮絶な画像になります。



明け方は雷を伴う強い雨脚でした。　嫁と2人して起きて様子をみるほど。
さすがのEureka!も撥水力はあるけど、耐水圧は高くないのか、生地に染み込んでいました。



タープ下のMO ROOMを撤収後、朝の珈琲タイム。
今日は久しぶりにこいつを持ち出してエスプレッソな時間を。
思うに、タープ下のテントってありですね。　雨なのにテントはドライ撤収できてしまう。



キャンプをはじめて1年近く。　ようやく雨にも動じず、朝食を楽しめるように。
デニッシュパン+サルサソース+スクランブルエッグ+生ハムのオープンサンド♪

オープンサンドって・・・、じゃぁサンドしてないやん。



ちょっとソレますが、この木箱、よくいくレストランのオーナーにお願いして頂いたワイン用の木箱。
ちょうど手持ちのランタン3個がピッタシ収まるサイズ。
なので、ランタンケース兼、設営後はサイドラック的に使っていけるんじゃないかな、と。



食事が終わる頃に、ようやく晴れ間が。
ですが、またしても晴れ間と同時に、今回の大きなテーマ、涼くんがどこかへ・・・
KAT、完全汗だく撤収。だけどタープはKKT。　（これ最近見かけるので差し込んでみました）


という事で、今回の涼をテーマにした清涼キャンプは、完全に失敗となりました。
標高も600mではまだ低く、涼を得るには至りませんでした。
おまけに、タイトル通り池のそば。　案の定、大人2人はブヨの餌食になる始末。

汗だくになり、ブヨに怯え、豪雨に見舞われ、大量の虫に歓迎される・・・

「夏キャン体当たり体験オプション」を、全て申し込んだような週末となりました。


ささ、めげずに対策、対策。